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​身近なところから一歩ずつ。

私たち「阪大Food Action」は

2020年秋に大阪大学Innovators’clubが​主催するi-Squad に採択され

食品ロスを減らすために様々な取り組みを始めました。

 

学食、地域の商店街、ラジオイベントなど、活動場所は多岐に渡ります。

身近なところから食品ロスを削減できるよう、今後も取り組みを拡大していくつもりです。

まだまだ新しい団体のため、先生方や生協の方々、

他大学の教授や食品ロスを専門に扱う企業の方々など、

様々な方からの助言を頂きながら

団員同士話し合って日々試行錯誤を続けています。

​食

​ス

​ロ

​品

ってなに?

​どれ程の食べ物が捨てられているの?

​〜日本はアジアでワースト1位!?〜

日本では、約612万トン/年
世界では、約
13億トン/年
の食べ物が捨てられています。
※1

…ん?結局それってどれくらい?

例えば日本の食品ロス612万トンは、
東京ドームパンパンに食べ物を詰める作業を年5回繰り返す量に匹敵します。

東京ドーム??規模が大きすぎてイメージできない…

…もっともっと身近に言うと、612万トンは、
日本国民全員が1年間、毎日
おにぎり一個ゴミ箱に捨て続けるくらいの量です。
家族も、高校の同級生も、バイト先の人も、梅田に溢れかえる人も

全員が、毎日、です。
​とてももったいないですよね。
日本人の一人当たりの年間食品廃棄物量は世界で
第6位
アジアでは
ワースト1位
と言われています。※2

でもこれを聞いた時、私は思いました。

私、毎日そんなご飯捨ててないけどな…

それは、もちろん人によって状況が様々、ということもありますが、
612万トンの
半分以上が家庭以外の食品関連事業者から出ていることも関係しています。
※3
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど小売店での売れ残りや返品、
飲食店での食べ残し、売り物にならない規格外品…

私たちが普段目にしないところでも、日々食べ物が捨てられています。


​※1 出典/農林水産省・環境省調べ、FAO、総務省人口推計(2017年)
※2 出典/農林水産省『事業系及び家庭系の食品廃棄物発生量、再生利用量の主要国比較』
※3 参考/農林水産省及び環境省の統計資料を基に、 農林水産省にて試算

なんで削減が必要なの?もったいないから?

​〜阪大から世界を救う?〜

現在、世界の約9人に1人が栄養不足で苦しんでいます。
その一方で、高所得国では大量の食べ物が毎日捨てられています。

例えば日本で1年間に廃棄された食べ物のうち、
約20%は本来まだ食べられるものです。
そしてその量は世界で飢餓に苦しむ人への食料援助量の
約2倍もあります。※3

2050年には人口が今より20億人も増えて
約97億人にのぼるとみられています。
必要以上に恵まれた私たちが
食べ物を捨て続ける今の状況が続けば、
栄養不足で苦しむ人がますます増え、不均衡に拍車がかかることが予測されます。※4

また、日本の食料自給率は約38%とかなり低い水準です。
食べ物の輸入にはたくさんのガソリンを使います。
しかし輸入した食べ物の一部は焼却され、二酸化炭素を排出、
さらに焼却後の灰の埋め立ても、環境負荷につながります。

つまり、食品ロスは「飢餓人口の拡大」と「環境への負担」という
2つの問題点を孕んでいるのです。

一人一人が食品ロスを意識し、

「いつでも、何でも、好きなだけ食べれるって本当に良いこと?
と気付けたら、
​それが集まり大きな力となって

世界を救えるって訳なんです。

まずはあなたの生活で食品ロスが減って…
何十年もその習慣が続いていけば…

1人では小さな「Action」ですが、
​その1歩が、食品ロスがない世界へつながっています。


※3 gooddo「食品ロスの問題とは?世界や日本の現状、行われている取り組みとは」
※4 消費者庁消費者政策課「食品ロス削減関係参考資料」

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